幸町店スタッフブログ

先代を上回る低燃費を達成し登場した新型プリウス（Ｚ、Ｇグレード）が、 エコカーらしからぬ１９インチの大口径タイヤで登場した事に驚かれた方も多いと思います。 今回はその理由について。 先代のプリウス・ツーリングセレクションのタイヤサイズは１７インチでしたが 新型プリウスでは１９インチと大口径化しています。 これはＧＲスープラと同じサイズです。 これでは燃費が悪くなって最小回転半径も大きくなり取り回しも大変になるのでは？ という疑問を持たれた方もいらっしゃると思います。 しかしここで注目すべきはタイヤの幅が先代のツーリングセレクションの２１５ｍｍから １９５ｍｍと２０ｍｍも細くなっているという点。 つまり今までにない大口径、細幅タイヤという新しい発想のタイヤが採用されたという事です。 これは去年発売されたクラウンクロスオーバーＲＳも同様で今後はこの設計思想の元に トヨタ車の開発が進められていくと思われます。 まずタイヤを大口径にするメリットとは？ ホイールの存在が大きく強調される事によるスタイリッシュで高級感のある外観になります。 次に、見た目のカッコよさだけでなくタイヤの扁平率が低くなる事でタイヤの剛性が上がり 走行中のタイヤの変形量が少なくなり転がり抵抗の減少から燃費が良くなります。 また大口径化により縦方向の接地面積が長く取れ、旋回時やブレーキングの際のグリップ力が向上し 走行安定性が高まります。 次に細幅タイヤのメリットはどうでしょう？ 細幅タイヤ最大のメリットは燃費の向上です。 タイヤの横方向の接地面積が減り転がり抵抗の減少と空気抵抗を抑える効果が有ります。 更に良い点はタイヤが細くなるとハンドルの切れ角を大きく取れ最小回転半径が小さくなります。 今までは大口径タイヤと言えば太幅、細幅タイヤと言えば小口径というのが常識でしたが 大口径、細幅のそれぞれのメリットだけを集約したタイヤを採用した新発想のエコカー、プリウス。 是非とも千葉トヨペット幸町店で、そのスタイリッシュな外観としっかりと安定した走り、 取り回しの良いハンドリングをご体感ください。 スタッフ一同皆様のご来店を心よりお待ちしております。

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